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2010-07-31 (Sat)

 今日はなつかしい友達が盛岡からやってきます。雨です。あまり暑くないです。盛岡(正確にいうと滝沢村だけど)に住み始めたのは三〇代のはじめ。子どもが6歳と3歳。中央公民館でやっていた手作り絵本の会に入る。その中心的なリーダーが今日やって来るミタちゃん。
 わたしの三〇代は、幸運にも手作り絵本で染まり、おかげで子育てもずいぶん助けられた。ミタちゃんは絵の才能がすばらしく、ユニークでもあり、野生児のように天真爛漫だった。わたしはミタちゃんほどには絵がうまくなく、ユニークでもなければ、天真爛漫からはほどとおいネクラだった。
 絵本の会は中央公民館から市立図書館にうつり、10年近く続いたろうか。その間、絵本は30冊ちかくなり、押し入れの奥に押し込んでいたけど、今年の春、娘が、結婚式でちょっと使いたいから私の絵本貸してというので、ふたたび、ひっぱりだしてみた。あったあった。わたしはてっきり創作をかいていたと思っていたが、なんのことはない、娘と息子のことを、一生懸命かいていただけだった。それは以外な発見で、不覚にも涙がでそうになった。そして、じわあっと嬉しくなった。
 まあ、それはいいとして、今もつづいている図書館通いはこの手作り絵本のときからなんだと思うと、胸がちょっぴりあつくなる。手放していったもの、捨てなければならなかったもの、それらの逡巡のなかで、かろうじてわたしを支え続けているその大事なもの。それがなにか、いまごろになって、おぼろげに見えつつある。
 ミタちゃんにはずいぶんお世話になったけど、ここ10年以上は、ほとんど会うことがなかった。ミタちゃんは、あの頃とちっとも変わっていない。海に行きたいというので、いつもの海に行く。雲海が海面すれすれにたなびき、空も海も一枚のスカーフみたいにふわふわただよっている。
雲海

みたちゃん 
      
      ミタちゃんが歓声をあげる。
       
       うわーー――っ!
       う――――っ!
       う――――っ!
       うみだ~~~!!
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